
Amazonの倉庫って『めちゃくちゃきつい』とか『刑務所以下』って口コミが多い…
Amazon倉庫で働こうと思って調べたら、物騒な口コミが多い…!そう思った方も多いでしょう。
実際多いですよね。そして、この口コミやウワサは果たして本当なのか…?
この記事では、ぼくが約2年間Amazon倉庫で働いたリアルな体験談をもとに、仕事内容やメリット・デメリット、ネットの噂の真相をまとめています。
「これから働こうかな」と考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
Amazon倉庫内作業とは | 筆者の当時の働き方

Amazon倉庫内作業とは、Amazonの商品を保管・管理している物流倉庫(フルフィルメントセンター)で行う業務のことです。
具体的な業務は、入庫、ピッキング、梱包、棚入れ、出荷など多岐にわたります。
そんなAmazon倉庫で筆者はどのような働き方をしていたのか?
当時のぼくのシフトや業務は以下のような感じでした。
ウワサほどきつくはなかった
Amazonの倉庫内作業と聞くと、やはり気になるのが「やっぱりキツいの?」というところですよね。
結論から言うと、ネットでの評判ほどキツくはなかったです。
ピッキング業務は動きがあり、楽しかった

ピッキングとは、棚にある商品をスキャンし、カートに入れるのを繰り返す業務です。
ぼくはこのピッキング業務が性に合ったのか、比較的楽しく続けることができました。
ただ、常に歩き回る業務なのでとにかく足が疲れますが、時間が経つのも早く感じます。

多いときで、1日3万歩以上歩いていました…!
入出荷業務は本当にきつい…
たまにやらされたのが「入出荷業務」。これは正直、鬼のようにきつかったです。
コンベアから流れてくるケース(オリコン)をパレットに積み込むだけの作業なんですが、これが重い。
5~20kg超えのオリコンを何時間も扱うので、体力勝負そのもの。
1~2時間ならまだしも、フルタイムでやると過酷すぎます。
きついと感じるかは配属業務やシフト、その人の適性や性格による
ここまで見ると、

絶対ピッキングの方が楽じゃん!
と思うかもしれませんが、そうとも言い切れません。
人によって、作業の好き嫌いはあります。
常に時間に追われるピッキングが嫌だという人もいたし、逆に「筋トレ代わりになるから入出荷が好き!ずっとやっていたい!」という人もいました。
Amazon倉庫はこんなところ・働くメリットやデメリット

メリット
社食が充実している
Amazonでは専用の社員食堂が充実しており、定食や日替わりメニューがたくさんありました。
特に人気なのが、当時200円で販売していた名物「FCカレー」です。メディアでもたまに取り上げられますね。

ぼくもよく食べてモチベ上げてました!マジで美味いです。
作業場の各所にウォーターサーバー完備
Amazonはとにかく巨大な倉庫そのものが作業場なので、各所にウォーターサーバーが設置してあります。
それも、よく他の倉庫内でありがちな“夏場だけウォーターサーバー設置”などの期間限定ではなく、年中設置してあるので、水分補給に困る事はありませんでした。
夏場はとくに構内が暑くなるので、これは本当に助かりました。
想像以上に安全第一

時間に追われてルール無用、みんな好き勝手に動き回ってるんじゃないの?
そんなイメージを持っている人もいるかもしれません。
でも実際のAmazon倉庫はその真逆。むしろ“安全第一”が徹底されていて驚くと思います。
ぼくが入社したときも、オリエンテーションの内容の半分以上は、安全対策や行動ルールの座学でした。
最初は「こんなに安全の話ばっかり!?」って思うくらい、徹底して教え込まれます。
デメリット
基本一人作業だけど、業務によってはコミュ力が求められることも
当時ぼくはピッキング業務に応募したのですが、やはり付帯作業は発生しました。
週1~3とはいえ長く在籍すると任される業務も増え、リーダーや上長と話す回数も必然的に増えます。
先ほど言った入出荷業務も、周りと息を合わせるいわゆる“非言語的コミュニケーション”が重要だったので、ぼくはそういう所で少し苦労しました。
男性はいろんな作業をやるかも
倉庫の性質上、やっぱり男性の方が重い作業を任されることが多かったです。
ピッキングや梱包は男女関係なくやりますが、パレットに積み込む作業やハンドフォークの操作は圧倒的に男性が多めでした。
ただし女性でも飲料ケースを持つなど、力仕事は普通にあります。

ネットでよくある噂を検証してみた

口コミサイトなどを見ていると、巨大な企業という事もあってか日々色んな口コミが飛び交っています。
筆者が実際に働いてみて、本当の部分もあるし全く違う情報が錯綜していることが分かったので、紹介していきます。
刑務所や奴隷のほうがマシ→×
これはさすがに誇張ですね。笑
確かにキツい作業もあります。
ですが少なくとも時給は保障されており、トイレに行くのに手を挙げて大声で申し出る必要もないし、お昼には好きな食事が選べます。
受刑者と同じかそれ以下の扱いなどという事はありません。
ピッキング時間がカウントダウンされ、間に合わないと怒鳴られる→前者は〇、後者は×
カウントダウンは本当にあります。
スキャナーに次の棚にいくまでの秒読みが始まります。ですがそれはあくまでの目安のカウントダウンです。
たった一度でも間に合わなかったら、リーダーやトレーナーがとんできて怒られる…
なんて口コミもよく目にしますが、これは間違いといっていいでしょう。
というのも、リーダーやトレーナーは日々とても忙しく働いています。
1日数十人が動くピッキングチームをわざわざ一人ずつ怒る…なんてことは、時間が無くてとてもできません。
そして怒るのではなく改善案をアドバイスする、というのがトレーナーの仕事です。
ピッキングの秒読みに間に合わなかった回数が多い(=遅い)と、トレーニングが行われます。
ただし、明らかにサボっているときはさすがに怒られます。
ピックミス・棚入れミスがカウントされる→〇
これは本当です。
上記のどれだけ早く拾えているかのカウントとは違い、こちらはどれだけ正確に拾えているかのカウントです。
これに関しては一度でもピックミスや棚入れミスをすると連絡を受け、数回繰り返すとしばらくその作業に入れず、トレーニングを受ける必要があるという厳しいペナルティがありました。

当時ぼくがいた倉庫では、スピードや効率よりも品質を重視していました
私語は一切厳禁→×
小休止がてらのほんの少しの会話や談笑なら許されています。
しかし、ピッキングのワーカーはそもそも歩き回る仕事なので、必然的に会話は無くなるでしょう。
それに対して、入出荷業務のワーカーや管理者はその場で作業する時間が多く、そこでよく談笑している人物もいたので、少し不平等感を感じましたね。
具合が悪くても無理矢理作業させられる→×
これはありえません。
Amazonでは安全対策が徹底されており、ワーカーの体調不良もそれにあてはまります。
少しでも具合が悪いと感じたらすぐに上長に報告し、救護ルームで休む、もしくは早退することができます。
もし体調不良を訴えてごねられようものなら、すぐさま管理者に報告しましょう。

夏場は熱中症になる人が本当に多いから、気を付けて!
Amazon倉庫で働こうと思っている人への4つのアドバイス

トレーニングもしっかり行われ、安全管理も徹底されているAmazonですが…やはり合わない人は合わないです。
入ってから「こんなはずじゃなかった!」という事態を少しでも避けるために、アドバイスをさせていただきます。
週1〜3日で働くのがおすすめ
あくまでぼくの体験からのアドバイスですが、シフトは週1〜3日くらいにしておくのがちょうどいいと思います。
というのも、週5日フルで入っちゃうと、任される仕事の幅も一気に広がるんですよね。
週1~3日で働いてたぼくでさえピッキング一本でやっていたワケではなく、ある程度の付帯作業は任されていました。
もしこれが週5日だと…ハンドフォークやカゴ車の操作はもちろん、他の人をまとめるようなリーダー役まで任される可能性が高いです。
正直、フルで入ってたらぼくは長続きしなかったと思います。
「ちょっと気軽に働きたいな〜」くらいの人は、週1〜3日のゆるめシフトがおすすめですよ。
持ち込みのルールが厳しい
セキュリティの関係上、作業場への持ち込みルールは結構厳しいです。
ぼくの倉庫では、メモ帳・ボールペン・スマートフォン・腕時計…それ以外の私物は、作業場への持ち込みは一切禁止でした。
細かい持ち込みルールは倉庫によって若干の違いはあると思いますが、“仕事は仕事!”と割り切れる人の方が向いているでしょう。

“作業場”への持ち込みが厳しいだけで、ロッカー等に入れておく分には大丈夫でした!
人間関係は拠点・部署によってさまざま!
2025年現在、Amazonの物流拠点は26箇所あります。一つ一つが巨大な倉庫であり、中で働いている人も色々な性格の人がいます。
口コミはもちろん、実際に筆者が他のワーカーから聞いた話でも…

他のAmazon倉庫では人間関係で酷い目にあった!
といった話や、

前の部署は良い人が多かったのに…
などの話もよく耳にしました。
まあ、人間関係はぶっちゃけ当たり外れがあります。
もし、配属された倉庫や部署でパワハラなどの被害に遭った場合は、直ちに事務所や上長へ報告しましょう。
すぐに対応してくれます。

じぇいは基本ピッキングで9割一人作業だったので、人間関係で困った経験はあまりなかったです
細かい規則に従うのが苦手な人は向いてないかも
Amazon倉庫ならではの特徴…それは、ルールがとにかく多いです。
それだけならまだしも、日々新しいルールが追加・更新されています。周りのワーカーもこのルールの多さにはよく不満を抱いていました。
ですが裏を返せば、それほど安全第一を徹底していることが分かります。
倉庫内作業はハンドフォークやコンベア、フォークリフトなど特殊な機械が常に稼働している業種です。
うっかりしていると、服が機械に巻き込まれ身体ごと…など、ちょっとした油断が恐ろしい事故になりかねません。
こうした事故を未然に防ぐため、安全対策は他の企業よりも徹底していると思いました。
まとめ
いかがでしょう?
Amazon倉庫で勤務した筆者が、実際の現場の様子をできる限りシェアしてみました。
確かに体力面でキツイ部分はあるし『過酷すぎ』『刑務所並み』などの噂が広まるのも無理はないです。
ですが、物事には必ず白い部分と黒い部分があるもの。むしろグレーな部分が多いのが現実です。
ネット上の噂だけを鵜呑みにして「うわっ、もうAmazonで働くのはやめよう…」と決めつけてしまうのは、ちょっともったいない気がします。
実際、良い事もまあまああったし、社不なぼくでも続けられたくらいなので。
この記事を読んで少しでも興味を持ってくれたなら、まずは気軽に試してみてはどうでしょう。
合わなければ、すぐ辞めてもいいんです!笑